皆さんこんにちは。営業部 呉 鶴治郎です。
春先にとてもフレッシュなお客様がご来社しました。
岩手県盛岡市立厨川(くりやがわ)中学校3年生の皆様です。
修学旅行中に学習の一環として、皇漢薬品研究所を会社訪問にいらっしゃいました。
2011年の東日本大震災の折、当社が被災地の方々向けに災害支援物資としてミネラルとビタミン剤をお送りしたことが、来訪のきっかけです。
今年の学習旅行(学習+修学旅行)は「働くこと・震災・防災」がテーマとのこと。 5〜6名のグループごとに、都内各所、震災の復興に関わっている企業を訪問するというプログラムだそうです。 実際の会社、働く現場で直接話を聞くことで、生徒さん自身が今後の生き方を考える一助にできれば、とのことでした。
皆さんから次々と投げかけられる「働くこと」に関する熱心な質問。そのひとつひとつがとてもまっすぐであり、逆に自分自身の仕事への姿勢を見直す良いきっかけになりました。
質疑疑応答の後は、震災後の岩手の現状についての発表があり、復興はまだ途上であるという現実と、中学生の視点で語られる生の声がズシリと心に響きました。 企業として我々に何ができるのか、あらためて課題を突きつけられた思いです。
岩手の歴史をひもといてみると、大先輩である宮沢賢治の生まれた年と亡くなった年に、それぞれ大規模な地震と津波が東北を襲っています。過去、大きな災害は幾度となく起き、多くの犠牲者を出してきました。今回の震災の貴重な経験と知恵を将来に生かし、明るい未来へとつなげていくことが、今を生きる君たちの大きな使命だと思っています−−と、代表取締役の呉から期待を込めてお話しいたしました。
未来ある中学生の皆さんとお話ができ、とても貴重な時間でした。
盛岡市立厨川中学校3年生の皆さん、ご訪問ありがとうございました!
健康にご留意され、文武両道、充実した学校生活を送られるよう心よりお祈りしております。
レポート:営業部 呉 鶴治郎